ドラマ「しあわせな結婚」もついに第7話。
視聴者の間では「真犯人は誰なのか?」という考察で大盛り上がりです。
「しあわせな結婚」の真犯人は叔父の孝なのか、それとも甥のレオなのか…。
物語の核心に迫る“男性の足”の正体を手がかりに、7話までの展開を徹底考察していきます。
第7話までの事件を整理
まずは、これまでに判明している事実を振り返りましょう。
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15年前の事件
ネルラ(松たか子)の元婚約者・布勢夕人が死亡。警察は「階段からの転落死」と結論づけました。 -
ネルラの証言
気絶から一瞬覚めた際、布勢は階段ではなく横に倒れていた。そして「男性の足」を見た。 -
孝(叔父)の供述
「布勢とネルラが揉み合っていた」「自分が燭台で殴った」と自白。しかし供述には矛盾が多く、黒川刑事も違和感を指摘。 -
寛(父)のアリバイ
布勢と金銭トラブルがあったが、事件当夜にはアリバイがあるとされる。 -
レオ(弟)の立場
当時まだ子どもで、誘拐偽装の“被害者”。事件の真相は知らされていない。
第7話までの事件を整理
まずは、これまでに判明している事実を振り返りましょう。
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15年前の事件
ネルラ(松たか子)の元婚約者・布勢夕人が死亡。警察は「階段からの転落死」と結論づけました。 -
ネルラの証言
気絶から一瞬覚めた際、布勢は階段ではなく横に倒れていた。そして「男性の足」を見た。 -
孝(叔父)の供述
「布勢とネルラが揉み合っていた」「自分が燭台で殴った」と自白。しかし供述には矛盾が多く、黒川刑事も違和感を指摘。 -
寛(父)のアリバイ
布勢と金銭トラブルがあったが、事件当夜にはアリバイがあるとされる。 -
レオ(弟)の立場
当時まだ子どもで、誘拐偽装の“被害者”。事件の真相は知らされていない。
これまでのあらすじおさらい
第1話では、人気弁護士の幸太郎(阿部サダヲ)が突然出会ったネルラと電撃結婚し、鈴木家の一員として新生活を始めました。
第2話では、刑事の黒川(杉野遥亮)が現れ、15年前の布勢夕人の転落死事件が再捜査されることに。
ネルラが第一発見者だったことから疑いが向けられ、幸太郎は大きく動揺します。
第3話では、ネルラが「幸太郎さんに出会って生き直したい」と語る一方、事件の影が再び彼女の人生を蝕んでいくことが描かれました。
第4話でネルラは「現場にもう一人いた」という記憶を取り戻し、謎がさらに深まります。
第5話以降は寛や孝の行動に不審な点が浮かび上がり、ネルラは「父が犯人なのか」と問い詰めます。
そして第7話、ついに孝が「自分が燭台で殴った」と自首。しかし供述には矛盾が多く、真犯人は本当に孝なのか、それとも別の人物なのか――物語は核心に近づいています。
真犯人候補① 叔父・孝=犯人説
最も有力なのが、叔父・孝が真犯人だという説です。
ネルラが見た「男性の足」に当てはまる唯一の大人の男性。
現場にいたことを本人が供述している。
遺体を階段に移動し、転落死に偽装したと考えると矛盾が解消される。
孝が真犯人であれば、動機は「姪や甥を守るため」。
“家族愛”がテーマの本作にふさわしく、叔父が罪を背負ってきた物語とすれば、非常にドラマチックです。
真犯人候補② レオ犯人+孝隠蔽説
筆者が最も注目しているのが、この 「レオが衝動的に犯人、孝が隠蔽」説 です。
想定される流れ
ネルラと布勢が揉み合う → ネルラ気絶。
その場に居合わせたレオ(当時子ども)が恐怖に駆られて布勢を殴る。
布勢が致命傷を負って死亡。
孝が駆けつけ、甥の未来を守るため遺体を階段に移動し「転落死」に偽装。
ネルラが見た「男性の足」は、隠蔽を行った孝のものだった。
この説が強い理由
ネルラの記憶(遺体の位置+男性の足)と、孝の供述の矛盾をすべて説明できる。
「誘拐の件を知らないのは孝とレオだけ」という設定が不自然さを際立たせる。
レオは無自覚のまま真相から遠ざけられ、家族全員が子どもを守るために隠し続けてきた構図になる。
真犯人候補③ ネルラ自身説

一部では「ネルラ自身が無意識に殺したのでは?」という説も囁かれています。
揉み合いの末に突き飛ばしたが、そのまま気絶。
記憶の断片を“男性の足”と置き換えてしまった可能性。
家族が庇ってきたのはネルラ本人を守るため。
ただし、「男性の足」が実際に描写されていることから、この説は弱いと考えられます。
黒川刑事も「奥さんは意図せず周りを翻弄したり、傷つけたりする人です。よく思っていない人も多い。あなたが守ってあげてください。」
と話していることから直接は殺害していないにせよ、間接的に事件を起こしやすい立場であると思います。
登場人物ごとの怪しいポイント整理
ここで、主要人物それぞれの「怪しい点」を整理してみます。
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幸太郎:事件には無関係だが、弁護士として真実を追う立場。家族を守る覚悟が問われる。
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ネルラ:第一発見者で記憶が曖昧。気絶からの証言は真実か、記憶のすり替えか?
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寛:布勢との金銭トラブルの当事者。ただし当夜はアリバイがある。家族に何を隠しているのか。
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レオ:誘拐偽装の“被害者”だが、事件に実際に関わった可能性も否定できない。
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孝:供述の矛盾が最も大きい人物。自首までしているが、それは誰かを庇うためなのか。
こうして整理すると、やはり「孝」と「レオ」の周辺が最も怪しいゾーンだと分かります。
ネットの反応まとめ
SNSやネット掲示板では、7話放送後からさまざまな考察が飛び交っています。
「孝が怪しい」という意見が最も多い一方で、「実はネルラが犯人では?」という声も一定数存在します。
また、「男性の足は幻覚ではなく実際にいた人物」と見る視聴者は多く、その場合は孝が最も有力に。
一方で少数派ながら「レオ犯人+孝隠蔽説」に注目する視聴者もいて、「すべての矛盾を説明できる」として話題になっています。
「男性の足」は嘘ではない
重要なのは、ネルラが見た「男性の足」が幻覚ではなく、実際にそこにいた人物だという点です。
この証言があるからこそ、真犯人候補は「叔父・孝」または「レオ+孝隠蔽」の2つに絞られると考えられます。
最終回どんでん返しの可能性
視聴者の間では「まだ大きなどんでん返しがあるのでは?」とも言われています。
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孝が真犯人で決着
定番の流れ。家族を守るために罪を背負った叔父の愛が描かれる。 -
レオが実は関与していた
衝動的に布勢を殴り、孝が隠蔽。レオ自身は“真相を知らないまま育てられた”可能性。 -
父・寛や外部の人物が真犯人
アリバイに実は穴があり、最後に父の真実が暴かれる衝撃パターン。
最終回ではどの可能性も描けるよう伏線が仕込まれており、視聴者を最後まで翻弄しそうです。
真犯人の正体だけでなく、幸太郎がどんな決断を下すのかが最大の見どころになるでしょう。
まとめ

※本記事はドラマ『しあわせな結婚』第7話までの内容をもとにしたネタバレを含む真犯人考察です。
今後の放送で事実と異なる可能性もありますが、視聴者の間で盛り上がる考察のひとつとしてお楽しみください。
「しあわせな結婚」の真犯人は誰なのか――。
もっとも有力なのは 叔父・孝=犯人説。しかし矛盾をすべて回収できるのは、実は 「レオが衝動的に犯人、孝が隠蔽した」説 です。
いずれにしても、この物語の核心は「家族が庇い合いながら守ってきた秘密」。
そして主人公・幸太郎がその真実を知り、それでも“家族を受け入れる”かどうかが最大のテーマです。
だからこそ、この作品の『しあわせな結婚』はただのラブストーリーではなく、罪や秘密をも背負いながら生きる覚悟の結婚を描いているのだと思います。
果たして幸太郎が選ぶ“しあわせな結婚”とはどのような形なのか、最終回での答えに注目が集まります。